プロ野球のトライアウト

トライアウト

戦力外通告になった選手、もしくは独立リーグに所属している選手などが一堂に会し、再び12球団で野球ができるように頑張る場所というものがあります。それがトライアウトです。再びプロ野球選手として活躍するため、トライアウトを受けてオファーを受けるのが一般的となっており、12球団合同で行われています。ここで声がかかった人は入団テストを独自に受けて、それで新天地に旅立つ、もしくは完全に諦めをつけて足を洗うなどのことにつながっていきますが、トライアウトを受けること自体は自由とされています。

実際に見に来るのは12球団のプロ野球関係者だけではありません。例えば、他の団体の人がスカウトに来ることもあります。競輪の関係者がやってきて競輪で第二の人生を送ってもらうようにするケースもあり、実際にプロ野球経験者が競輪選手になった事例もあります。実際に参加しなくても、後でオファーを受けることがあるなど、参加したら拾ってもらえる可能性が高くなるというわけではありません。

一方、メジャーリーグのスカウトも来ており、ここで投げた選手がメジャーリーグからオファーを受け、マイナー契約を結ぶケースもあるなど、その可能性は無数に広がっています。