プロ野球選手の記憶

記憶

プロ野球選手といえば、以前は豪快に遊ぶ人や服装や髪形も個性的なセンスを好む人も多かったのですが、最近のプロ野球選手は夜の派手な生活や個性的なファッションセンスの方も多くないように思います。元阪神タイガースからメジャーリーガーとなり、日本ハムファイターズで日本球界へ復帰した新庄剛志選手は、華やかさと洗練されたファッションセンスも持ち合わせた選手だったと思いますし、記憶されている方も多いのではないでしょうか。

洗練された雰囲気を持つ球団に読売巨人軍ージャイアンツがあります。スター選手が多いことでも知られる球団は、移籍してくる選手たちも雰囲気を変えるものがあるのだろうと思います。現在もジャイアンツで活躍している選手に村田修一選手がいます。もともとは投手だったそうですが、松坂選手の存在から野手へ、三塁手・二塁手とさまざまなポジションを経験していますし、バッターとしての成績はいうまでもありません。

村田選手はジャイアンツの生え抜き選手ではなく、横浜ベイスターズ(現DeNA)から「優勝したい」という気持ちを持ってジャイアンツにFA移籍してきました。横浜ベイスターズに在籍したころの村田選手は、存分に活躍していた方ですがヘアスタイルやファッションセンスは一言でいうとやんちゃな感じだったんです。ジャイアンツに移籍してから、雰囲気が変わって紳士に近づいていきます。今まで生え抜きの選手が務めてきた選手会長も内海投手の後に人柄を認められて、18代選手会長になっています。ご自身の経験から新生児医療の支援を続けていることも村田選手の人柄をあらわしている側面です。