プロ野球選手の出身校

プロ野球選手の出身校で多いのは、高校は横浜と大阪桐蔭です。横浜は、投手野手共に多彩な人材を輩出しています。一方、大阪桐蔭は野手の育成が上手く、同一球団へ複数の選手が入団しています。他には、広島の広陵高校出身者はセ・リーグ、パ・リーグ問わず活躍している選手が多いです。横浜や大阪桐蔭、広陵は地元以外の地域から入学を希望する人が多いのですが、過去に多数のプロ野球選手を誕生させているため、将来を考えて志望校を選んでいるのでしょう。

大学では早稲田や明治、法政出身者が目立ちますが、同じ球団に複数の選手が入団している大学があります。法政は、優勝に貢献した3選手が同じ球団に入団しています。スカウトが、注目している選手を追いかけている間に、違う学年にも気になる選手が見つかって指名するパターンは珍しくないのです。東京六大学以外では駒澤や亜細亜、東洋など東都リーグでのプレー経験者も増えています。

東都リーグは東京六大学リーグと違って、成績次第で所属リーグの入れ替えが行われるため、緊迫した状況でプレーすることが多いです。プロ野球界で成功するために必要なハングリー精神が養われるので、プロ入り後に活躍する選手が目立ちます。